2021/06/10 20:00
とってもありがたいことに販売開始からCeibosの人気商品となっている《職人が心を込め手編みで製作しているパナマハット》。
一体何で作られているの?
どのように製作されているの?
といった質問にお答えして、今回はパナマハットができるまでの工程についてお話させていただきます♪

●パナマハットとは?
パナマハットとは、トキヤ草という植物の葉を細く裂き、それらを編み込んで作る帽子です。
“パナマ”という名がついていますが、実は原産国はエクアドル。
(20世紀に入り米国セオドア・ルーズベルト大統領がパナマ運河を訪れた際に、パナマハットを着用していたことでその存在が世界に一気に知れ渡り、パナマハットという呼称が使われるようになったと言われています。)
パナマハットの原料となるその”トキヤ草”は、エクアドルでのみ育つと言われており、
職人たちは今現在も「トキヤ草は神がエクアドルという土地に与えくれた奇跡である」と
その恩恵を大切にし、世界中の人々へ向けてパナマハットを製作しています。
彼らの伝統的なパナマハットの編み方は、ユネスコにより無形文化遺産にも登録されており、
時代を経てもその伝統と職人技術が大切に受け継がれていることが見て取れます。
●パナマハットができるまで
パナマハットを製作する課程は今現在もすべて手作業。
職人が膨大な時間をかけて1つ1つ丁寧に製作しています。
その最初のステップはその茎を切り取り、洗浄、湯煮、そして乾燥させるところから始まります。



この湯煮作業はとりわけ村のママさんたちが長年担当しており、村の人々総出で作業を進めていきます。
こうしてできた繊維を、1本1本手で編み込んでいきます。
細かく均一に編み込んでいくこの作業はまさに熟練した職人技。

その後染色、もしくは白のパナマハットの場合は脱色され、成形されます。

最後に村から工房に運ばれてきたパナマハットにベルトリボン、そしてブランドピンをつけて完成。

機械でほとんどのものが大量生産できてしまうこの時代に、
これだけの全過程を複数の職人たちが、時間をかけて、ゆっくりと丁寧に、手作業で進めていく。
こうして生まれるのが私たちCeibosが地球の裏側から日本の皆さまへ自信をもってお届けしているパナマハットです。
作り手が心を込め、想いを込めて製作している商品だからこそ、
特別な日に、大切な人へ、長く愛用していただけるためのギフトとしても、
皆さまの想いとともに贈っていただけたら光栄です。
《カラーは白、ナチュラル、ベージュ、茶の4色をご用意しております。下記Ceibos購入サイトよりお選びください。》